メレンゲマシン

金曜日に使うからと頼まれて、フルーツケーキを実費で大量受注。

バターケーキは焼き上がりから24時間は切ってはいけない、さらに48時間以上たたないと、味がなじまない、ものだ。逆算すると、今日中に焼いてしまわないとだめってこと。

素人のつくるものなので、おいしいかどうかは責任もたない、けれどやる方はオール人力である。今時メレンゲも人力。卵8個分の卵白をメレンゲまで仕上げるのに、腕が自転車の車輪のように回っていた、自分でもマシンになったようで、面白い。いつもは逆手にもっている泡だて器を順手にもって、手でペダルをこぐようにあわ立てると、かなりの長時間運動を持続できることに気づいた。勢いあまって、メレンゲが飛ぶ!はっとボウルで受け止める。

オーブンの具合をみつつ、今日は個々のサイズが小さいので温度を低めで仕上げ、まあまあのでき。卵の質と、焼き温度の加減、具の入れ加減がそれなりにコツ。

こんなんでも、案外いいんだって。

自家製ミンスミート(干果のラム漬)が20年ものなのと、スパイス(6種類)が多いのが特徴で、クセがあるからか?酒のつまみになるんだって。ケーキなんだけど。


ジャック・ガンブラン主演の”マドモアゼル”というフランス映画、フランス映画!って余韻があって、しみじみよかった。彼は佐々木蔵之助という俳優と似ている、あの人も、ああいう大人の恋愛ものにも出ればいいのに。離婚弁護士はもう解散!ガンブランはなぜか邦画の「カンゾー先生」にもオランダ人の役で出ています。不思議な人だよ。フランス映画では、ドイツ系の役をするけれど、ドイツ系の顔ってああいうのを言うのかな?かっこいいボヘミアン