2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

伯母が倒れた

伯母が倒れたという連絡が入り、病院へ行く。高層の病室からは絵画館が見えて、窓の外は不似合いな夜景スポットになっている。しばらく会わない間に、伯母は80を超えていて、小さく老いてベットに眠っている。よく気の廻る神経の細かい、そのくせ女性にして…

ジェフリー・ラッシュという試金石

ものすごく魅力的なのはわかる。彼に洒脱な二枚目を演じて見せて欲しいとも思う。エイドリアン・ブロディもそうだけど、俳優としては出るものは全部見たいし、目が離せない。大好き、といってもいいんだけど。でも彼らを愛せるかというと、ちょっと考えてし…

シアワセソウナ

ブログの写真について聞かれた。「誰が撮ったの?すごく幸福そうな顔ね。」それは自分で撮りました。このアングルが一番「まとも」に映るんです。自作自演の幸福な私みたいな・・・暗示的ですわね。別の人には「デスマスク」とも言われたけど・・・メメント…

片岡礼子っていいなあ

と前から思っていた。なあんか、リアルなかんじが。言っていることとやっていることがちぐはぐだったり、衝動的で、開き直っていて、やけっぱちなところとか、強いんだか弱いんだかわからないところとか。すごく脆くてたくましい。いいなあ、なんか。好き。…

時間という贈り物

いろいろな贈り物があるけれど、時間くらい貴重で嬉しいものは結局ないんだなと思う。この先どんなふうに状況が変わっても、もうすごしてしまった「時間」は何にも冒されずに心の中にキープしているから。たとえば、超多忙な友達が忙しい合間を都合して会っ…

ニルヴァーナ

ランチではわからない・・・料理人は言うけれど、ランチでわかってしまうこともあるなあ、と思った。あそこにはカレーを食べにいってはいけないんだなあ。NYには、いろんな人種が住んでいて、そもそも唐辛子は南米原産なわけだし、もっと「唐辛子」につい…

少し大人になりました。

ブログが自虐的と笑われる。ボヤキ調とは言われるけれど・・・そうかなあ?それはともかく、人の気持ちを受け入れるということを学んだ。これは長いこと恐ろしくてできないことだった。人を信じて言いたいことを言ったら、相手の言うことも聞きいれる。そん…

夏が終った・・・。

ついに、突然カイシャ通いが終る。 楽しかった3ヶ月が今は心の重荷になっている。楽しかったから離れるのが辛い。若者たちは寛容で、おばさんの先のないくどい話にもつきあってくれたし、仕事の上では多少役に立っていたとしても、それでトントンか、おつり…

ガーリー川端

喜怒哀楽の激しい性格なので、心を沈静化するためにときどき「川端」を読む。なんでかしらないけど、ものすごく醒めた気持ちになれる本ばかり。今風に言うなら一ページめから「ドンビキ」なんだもの。まず扉に川端の顔写真、それにつづいて、ヒロインの心象…

生まれながらの嘘つき

小さいころから嘘つきだ。嘘をついてはいけない・・・と思ったこともない。毎日すごく小さな嘘をつく。例えば一袋のマーブルチョコにひとつも赤がなかったとか。どうでもいいことだけど、ひとつ嘘を付け加えずにいられない。どうしてだろう?ありもしないこ…

傷つく権利もないの?

ささいなことに傷つきすぎる、といわれるけれど・・・。「そんなのは、極端な解釈だ。」と批判される。 傷つくような発言や、事実がなかったとでもいうのか?それでも傷ついたんだから、そういう感情を「ありえない」なんていう権利が誰にあるの?誰もそんな…