2007-12-01から1ヶ月間の記事一覧

蜘蛛の糸

年末の都心の空気。人がいないから、空気にも余裕があって、澄んで、大陸の寒気が入り込んでくるのか。でもそれにしては春のような重い空をしている。地上に垂れ下がるように厚い雲が、曖昧なこもったような光り方をしていて、天使の梯子・・・光の柱が降り…

ネタキリジョウタイ

ほぼ、今日からお休みで、気がつくとうとうとしている。寝たり起きたりしているんだけど、いろいろこまごまやることがあるのに、寝てしまって。夜も子どものように早く眠たくなってしまうので、もうぜんぜん何もはかどらない。あとはもくもくと食べていて、…

横断歩道が3本

西麻布のCICADAの前の横断歩道、横断するったって、車一台の車幅があるだけの道なのに、横断歩道・・・3本しか線がない。

ワキをのぞくな

もし、私が男だったら、女性をチェックするときに初めにどこを見るか?顔、は重要だと思う。チュートリアルの徳井は顔が売りなんだろうけれど、あの人はだめ。顔の軸が違っているから。アイテムよりもデザイン重視の嗜好性なので、ならば相方の方が左右均等…

デッドマン

会計士が西部の町へ乗り込んでいくっていうのは、大西部のパロディだったんだろうか?アノがらがら声の用心棒も気になる、何者?Jデップがものすごくいい、翻弄される男、死んだも同然のやぶれかぶれ。 かっこいいなあ、言うまでもなく。ダウンバイローのラ…

昆虫のような

女性には不変の自分などないのだ。少なくとも私にはない。男性よりも顕著に女の体は変化する。子どもの体から大人の体になると、生物としての能力はあきらかに違ってくるし、女の体を通して人間が生まれてくる。私とて、人が二人も通り抜けた体は、その前の…

他人の人生

ある有名な作家にインタビューしたとき、1人の友人を破滅から救えなかったことについて、話してくれた。その男は、破滅的で、人の忠告を受け入れなかった。呑んでさえいなければ、魅力的な人間で、特別な才能もあった。でも外から彼の芯をつかんで、まっとうに生…

相思相愛の難しさ

ダイ・シージエという人は、「小さな中国人のお針子」という小説を書いて、それを自分で映画にした。もう20年以上もパリに住んでいる中国人。どうも中国人という人たちは、中国に住んでいるからというよりは、中国人のDNAが入っていることが大事なんだろうと…

適当な理由

「教養が違うから一緒に暮らせない」と双子の片割れの苗子が千重子に言う。川端の「古都」の話。たまたま実験みたいに別々に育った姉妹が偶然出会い、片方はお嬢さんで片方は北山杉を育てる村の労働者で。この世にふたりといない組み合わせの人間同士が、一…