2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

プライドの値段

ある仕事の契約で、5万円ギャラが少なくなった。でもそのせいでその仕事を受けられなくなる。やる気もあるし、できると思うのだけど、でもその「値段」ではじめ予定していた質の作業をどうしても提供できない。ああ、と思う。私のプライドの値段は5万円な…

後藤新平フェスティバル

地下鉄に貼ってあった・・・後藤祭。 東京市長ばんざい?なにを祭るんでしょうか・・・ 後藤関係者があつまって、盛り上がるんでしょうか・・・やっぱし?

頭から木が生えているなんて・・・

上野動物園のエゾジカはかっこいい。岩場にすっくとたって、キゼンとして、どこか遠くを見つめてみるのを見たら、あんまりかっこいいから、つい種を越えてうっとり。彼は囚われの身だから、茶色くて潤んだ目に哀愁のかげりもあり・・・実際、ぷりぷり糞をし…

国立新美術館ブチッ!

「新」が内臓なのが気に入らなくてぶちきれてる。

コクーンの中でもぞもぞ

このごろ、人は心の内側で生きているんだな、と実感する。壁の外へ出るなんて一生に何度かしかない。つまり心の中をそのまま人に見せてしまうこと。一生のほとんどをコクーンのような心の中で生きて、このまま孵化しないいろんな思いを育ててしまっている、…

恋愛は一目ぼれのみ

恋愛について男性と話していて驚く。彼いわく「恋愛は一目ぼれ以外になし」なんだって。今時恐竜な発言。さらに仕事で会った人との恋愛もまず絶対にありえないんだって・・・それはわからんでもないけど。別の人で「一目ぼれは絶対にない」と言う人もいる。…

「40歳の向こう側は崖

だとでも思ってない?若い子って!」 同い年の友とつい気炎を上げる。自営業の女性で、40歳をすぎると、どういうわけか業者としては年下が雇い主のことが多い。そういうところで「40歳」といったとたんに、珍しそうに観察されてしまう。 「まだ女のつもり?…

幻聴?肋骨の合わせ目で

ウォーホールのFACTORYの写真を眺めてぼうっとしていた。ふと胸の肋骨の合わせ目のあたりで、男とも女ともつかない調子の声が聞こえた。 「今だからようやくできることがあるんじゃないのか?」体の中で声がする・・・はっきりと誰かが私の胸の中で喋った。…

眉毛星人JR

今日は、午前中から打ち合わせ。そのあとも打ち合わせで昼下がりになった。お昼は打ち合わせがてら東急本店前のVIRON。そこでついタルタルステーキを・・・胃弱なくせに生肉が好きで・・・。それが本気のタルタルで、サービスの人がちゃんとピクルスやケッパ…

眉毛星人

男女を問わず、脳の中の何かの要素と、片方の眉が連携している人っている。ちょっと疑わしいこととか、注目すべきこと、逆に得意分野に行きあたったときに、キュッと片方だけ眉毛があがる・・・眉毛星人、ミスタースポックみたい。眉で心の動きがわかるなん…

元の生活

毎日山盛りの資料を読んで、図書館や本屋にでかけ、取材で人の話を聞いては、原稿に落とし込む毎日。コドモを送り出してから、コドモが帰ってくるまで一言も喋らず、ずっと何かを書いていることも珍しくない。静かで密度の高いそういう生活がキライじゃない…

メゾン・ド・ラ・ブルゴーニュ

前の日曜日、コドモたちもそれぞれの用事で出払い、約束もあったので、すごくわかりにくい袋町の坂の途中にある姉妹店のラ・キャバヌに行く。でも休み。せっかくチーズバーで昼間から軽く呑もうと思っていたのに、すっかり気をそがれてしまう。で、めげず本…

後期印象派の木

皇居の近く、千鳥が淵の遊歩道の途中に、気になる木がある。普通の桜なんだろうけど、枝が片方にしか伸びていない。万遍なく日の当たるような環境なのに、いつも風にそよいでいるように、一方向だけに枝をなびかせている。遊歩道の通路側には枝がほとんどな…

古いビルのそそる屋上

仕事で神田に通うこと1ヵ月半。さすがリノベの本拠地だけあって古いビルがいっぱいある。 http://www.realtokyoestate.co.jp/about.php幾何学的に輝く新しいデザインのインテリジェントビルとは違って、それぞれがそれぞれの都合で勝手に建っている10階建…

弾丸女はぶつかります。

今日も若者に指摘される。「歩いていると、いちいち突っ込みませんけど、相当人にぶつかりますね?めがねの視力っていくつなんですか?」「1.0です。」「見えないからじゃないんですね・・・。」といっている瞬間に向かい側からきた男性に肩で突き飛ばさ…

Loretta Lux

ロレッタ・ラックスの写真集には、どのページをひらいても魅了されてしまう。でもこのコドモたちは、どう考えても彼岸からこちらを見ているようにしか思えない。ずっと見つめていると意識が遠のいていきそうな、誘うように醒めた目をしている。普通、コドモ…