2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

毒抜きリリー

毒のある生き物って、弱いことが多いじゃない?売れて、強くなって、すっかり「誠実な人」として毒抜きリニューアルしたの?リリー・フランキー。ミラクルがつまんなくなるじゃんねえ?でも説教は増量。そっちが素だったか!東京ミッドタウンの、プレオープ…

大きな荷物の季節

表参道から青山一丁目のちょっとスピードがのっているあたりで、横に立っていたおじさんがよろけた。ふと見ると、巨大なスポーツバックを肩から提げている、ひょっとすると小柄な大人が1人運べそうなバックで、何か柔らかそうな重量物がぱんぱんにつまってい…

カエル存亡の危機

ツボ黴の北上で、日本のカエルが絶滅の危機にあるらしい。罹病致死率80%だなんて、本当に恐ろしい微生物だ。カエルが絶滅することで、直接何かが困ることはないかもしれないし、カエルのキャラクターは好きでも、リアルカエルが嫌いっていう人も多いんだろ…

チェリーコーク

さくらんぼの皮が好きなのだ。同じ理由でほうずきも大好き。ほうずきはうっかり中身を飲んじゃったりすると、うげえとなるけど、食べる国もあるみたいよね?ペルシャ方面では。あの柔らかいのに溶けない膜みたいなかんじが好き。で、皮の風味を化学的に増強…

ピンストライプの彼

午前中にバイク便氏が再校を取りに来た、でも、彼ったらそれの配達先の会社名がわかんないんですうって・・・どきどきしちゃった。教えてあげたけど。午後は、千駄ヶ谷の奥地に用があったので、途中でちょっとオンサン●ーズに寄った。ドアを入ったとたん「い…

とにかく時効警察

時効警察がまた始まる!このニュースに夫は挙動不審である。夫は「ああ!このハードだとさあ、一週間以上先の予約はできないんだよなあ、月曜日まで待たないと、スペシャルの予約がサア・・・」とぶつぶつ言っている。2日にスペシャルやるのよ、予告みたいな…

火星でとろける

「火星の我が家」と、「火星のカノン」の共通点はなんでしょう。日向に出しておいたら、とろけそうな彼らが出ているってこと。どうもトロトロ系の俳優に弱い。小日向様と堺様なんだけど、まるでだらしない、なあんか融解温度の低いかんじだよねえ。そこが素…

どうも弱いな

こないだまで(私のなかではね)つくってた本の編集者に言われた。あら、強いとでも思ったの?そうそうそうなの、私はものすごくやさしい性質なの。強い欲求とか、絶対に!こうしたいっていう強い熱意が迫ってくると、どうぞどうぞ、そんなにそうしたいなら…

長塚圭史のフランスぶらぶら途中下車の旅?

好きじゃないけど、私には遠藤周作は特別な作家だ。カソリックの作家というのは、こっぱずかしくても茶化してはいけない雰囲気があるのだ、修道の。ふざけてもふざけきれないあのかんじ、好きにはなれないけれど、少年時代ちょっと無視できない作家だった。…

聖ペテロに恫喝される

小林と片桐、どっちかにしなくちゃ殺すって言われても・・・これは選べないってもんである。相当選べない。選べずに凶器に倒れてさ、天国の門で、小林か片桐を選べと、またコワイ顔をした聖ペテロに恫喝され、また選べず死に切れず、生き返ってしまいそうだ…

三島は太宰が嫌い

どうしてかというと、斜陽なんて書いてみても、本当の東京の山の手の生活を知らないから、ありえないことが描いてあって、不正確だから、なんだって。要するに彼が東京ローカルじゃないのに、郷土ものを書いたのが気に入らないってことか。いろいろな理由が…

悪意でいっぱい

道の排水溝の上にかかる網にぴたりサイズの太い男指輪がはまっている。網目のリズムが違うので、目に付いて、じいいっと見ていたら、これ、わりと高いやつ。見つけた人はチャンレジしたんでしょう、ちょっと傷がついているもの。傘の先でちょっとつついてみ…

tokyo-midtown

イデーの青山店が閉まったと思ったら、無印の傘下に入ったらしい。で、東京ミッドタウンにショップを出すんだと。イデーは、覗くけど高いからあんまり買い物はしないってかんじでも、南青山で中途半端な時間を潰すのに便利だったのになあ。元々、シンプルで…

他人の皮膚

地下鉄に乗っていた。わりと混んでいて、目の前の人の頭がいやに至近距離に迫ってくる。その人は50代くらいの伯父さんで、頭頂部が皮膚でいらっしゃるんだけど、5センチくらい隣で後ろ向き。後ろの人に押されて、その頭頂部が眼下にせまる。ふと、私の服に白…

よくもまあ

フブキジュンが、子育てをしながらの仕事だと、7割くらいの準備で現場にいって、なんとかかんとかこなしていた時期があったって。よくもまあ、仕事をくれる人がいたものだって・・・もちろん、彼女は普通の人じゃない。アイドルだったし、なんかしらないけど…

寿司への忠誠心を試される

どんだけお寿司が食べたいかというのを、試される回転寿司。銀座の地下道にある回転寿司は、カレー屋の隣。丸の内線の改札のところまで空気からしてカレーのさなかに、回転寿司がある。ガラスでシールドされている細長い回転台、誰もいない、店の人も。カレ…

伝言ゲーム

近くの開業医が、もうや〜めたっって隠居しちゃった。子どもを見てくれる医者がまた減った。で、別の大人しか見ないペインクリニックに、腰の投薬のために通っている。そこの受付なんだけどさあ。どこかで見たことがある歌麿作みたいなおばさんがすわってい…

夢を見た2

坂の下で花屋を営んでいる痩身の男。ちょっと馬面で陰気なのに、花屋。向かいのカントリーウェスタン風のバーの常連で、そこのマスターを訊ねた私と、どうも偶然隣り合わせになったらしい。酔っぱらっていると普段は陰気なのが、妙に饒舌で人懐っこい人だっ…

川村亮子

ドラマで真矢みきがやっている編集者の名前。 美人で華やかで、センスがいい、冒しがたい知性をまとった超松の女っていうかんじ。今は運が悪いみたいだけど、仕事の上ではそれなりにテクニックもクオリティーもあるかんじ。少なくとも自分では、そうあるべき…

ペッピーノ

そういう名前の馬がいた。すごく年寄りでもう少しで猫用の肉にされそうなところを、助けられるんだったと思う。子どもの本に出てきた貧相な目の悪い馬だ。でも、このペッピーノはミラノの人。雨がふってもかさをささず、襟をたてて走る。ミラノ生まれで、鉄…

トニー・レオン

落ち込みのサイクルっていうのがあって、そういう時には、トニー・レオン。ウツの人にがんばれといってはいけないのと同じで、間違っても気持ちに沿わないハリウッド映画なんか見ては自殺行為だ。しかも夜中にカーワイのトニーレオン5本立て。ああ、暗い、な…