どピンクの封筒で写真を送る

yogodog2006-04-14

「写真をとっても、ぜんぜんくれないじゃない」と文句を言われたので、デジカメの中身をお店でプリントしてもらった。自家用にはプリンターでカンタンにしていたのだが、人にあげるとなると、それも貧相なので。そうしたら、怠慢なことに数ヶ月前のものがぞろぞろ。

骨折したときの整形の先生と子どもの記念写真も。
今頃送ってもなあ・・・と思ったが、送る。それならばと、子どもがとっておきの「マリーちゃん」のレターセットとお宝のバラのシールを「奮発」してくれたんだけど・・・
渋〜い公立病院のしかめつらしい郵便物に混ざった、ピンクでブリブリのこっぱずかしい封筒・・・しかも数ヶ月前の患者なんて忘却のかなたで差出人に心当たりがなくて・・・ダイレクトメールとかウィルス爆弾?ストーカーかもなんて、中も見られず捨てられちゃうかも。

朝、打ち合わせにでかけようと、山手線を待っていた代々木駅。電車の到着を知らせるアナウンスがはじまると、少し遅れて何重にもリフレインが続く。
2番線ばんせんばんせんのホームにホームにホームに・・・・
壊れているのか?代々木駅は高架駅なのだが、両方からビルがせまっていて、反響しているようなのだ。都心の朝の駅のホームに、こだまが返る。

隣の原宿で降りて、代々木公園方面に向かう。前を歩いている人は通勤?全身ダークグレーの青年だ。広場まできて帽子をとる。中は普通の頭。あとは顔まで青銅色に塗っている。銅像パフォーマーの帽子の中は、「楽屋」なんだ。9時になると固まってお仕事開始?ひょっとして毎日定時のワークタイムだけ立ってる?儲かるのかしらん?

代々木体育館の石垣には、無数のパイプがさしてある。排水管だと思うんだけど、目の高さにあるパイプには、まず、間違いなく吸殻がさしこんである。歩きながら、全部のパイプ中をチェックしてみたが、どういうわけか律儀に一本ずつ入っていた。排水管だから、次の雨までこの吸殻は、ずっとパイプの中にあるわけだ。人間というのは、妙な生き物だと思う。吸殻をどうしようかと思って、地面に捨てるよりはと、無意識に近くのパイプに入れてしまうんだろうか?しかも、先客があると、次のパイプに?こうしてすべてのパイプには、吸殻が差し込まれる結果になるということらしい。

朝の町って面白すぎて気を抜けない。