夏が終った・・・。

ついに、突然カイシャ通いが終る。
楽しかった3ヶ月が今は心の重荷になっている。楽しかったから離れるのが辛い。若者たちは寛容で、おばさんの先のないくどい話にもつきあってくれたし、仕事の上では多少役に立っていたとしても、それでトントンか、おつりがくるくらい、いい夏だった。

わかりきったことなのに、どうしても答えがでないことってある。なんでなのかわからないこと、それを言ったら「見ようとしていないからだ。」と言われた。見たくないものは、目の前にあっても見えないこともあるってことか。パズルをしていて、あとひとつなのにピースが見つからない。手持ちのピースでも90度まわして見たりすれば、空き部分にはまる、のかもしれないけれど、どうしてもそうは思えない。そうじゃなくて、そのピースを見る資格がないのかもしれない。自分でまいた種なのか、そういう性分なのか、運命なのか。

ひとつ楽になることは、自分を「おばさん」と認識しなくてよくなること。そう思われているということに予防線を張らないと、傷ついてしまうからと思っていた。でもまた1人きりになれば、いくつだろうと、どんな身なりだろうと、かまわない。私は私でいいんだもの。

願わくば、若者たちがこれからなかなかの仕事をしていってくれること。
草葉の陰から本気で見守っているからね。きっと大丈夫だからね。