セミヌード

「眠れぬ夜のために」というジョン・ランディスの映画が大好き。だって若きミシェル・ファイファーのニンフみたいなセミヌードが素敵だから。

不眠症の男が夜、逃亡している美女を拾って、彼女のトラブルに巻き込まれて命を狙われつつ、ふたりで逃げて、さらに敵の裏をかいて大もうけするという不思議な数日を描いた冒険活劇。

ファイファー演じる「組織の女」は、かつて有力者の愛人だったのが、自由になってグレーゾーンでなんとか生きている。だからちょっと踏み違えると命を狙われかねない立場らしい。で彼女が自宅へ着替えに戻るんだけど、拾った男（ジェフ・ゴ−ルドブラム）の目を気にせずにばんばん服を脱ぎ、半裸で目の前をうろうろしながら電話をする。別に男女の関係じゃない行きずりの男だし、ちょっと浮世離れした彼のかんじ（それがたまらなく好きなんだけど）・・・彼は彼女のヌードを「あ、裸！」ってかんじでつかの間楽しそうに眺めているだけ。彼女ってモデル体型で、胸がない。きれいな半裸で長い脚をジーンズに突っ込んで移動する姿が、かわいい。

最後にこのふたりがどうなるのかっていうのも、アイマイなんだけど。ジョン・ランディスは恋愛には興味なかったのかも。徹夜続きでふたりが食べるアイスクリームサンデーがものすごく美味しそう。