あ、すごいにてる・・・

ジュリアン・オピーの描く日本の若い男にそっくりの彼と、新宿のはずれを歩いていた。で、道でコンロでなんか煮てる人がいて、「あ、なんかすごいにてるね」って言ったら、
「誰にですか???」って君のことじゃないよ。よく言われるんでしょ?上地なんとか君にも似てるし。

彼は本当に端正な顔立ちをしていて、上背もあって、ある意味ミニマル的な美男子っていうのかな。全体にいかにもかっこいい子なのだけれど・・・。

少しつめる話があって、マックへ。コーヒーのただ券があったの。でも期限が切れていて恥をかかせてしまう。「あ、ごめんね、別にこれ凝った意地悪じゃないの。」「いいですよ、コーヒーくらい僕が出しますから。」って・・・私ってけっこう間抜けだな。

小1時間、仕事の段取りと、ぶわんとした焦点の定まらない世間話をして、解散。彼が背後に抱えている多様な世界と、私が生きている小さな世界には、あまり接点がないんだけれど、それがきっと、たまに会って話すのに楽しくて、意義ある相手に、お互いにちょっとはなっているといいなと思う。独自の面白いフィールドをもっているって、大事ね。

また会いましょ。そちらがよければ。