H&Mの試着室でガマ気分

H&Mの試着室って、全身がくまなく見れる。4面鏡のブースもあって、それまで見たことのなかった角度から自分というものを見れてしまう。背面や側面から見ると、私って・・・。だからこそ、ときどき出かけて全身を見るのって、大切よ。

ブースに入るとまるでガマの油状態。たらりたらりと冷や汗が・・・。体型が特殊。後ろからみると肩がものすごく張っていて腰にかけて急に細くなり、、三味線のバチそっくり。女性らしいラインじゃないんだもん、男だよ、これって。まあ全体に身体のラインがゆるいのは、年齢的にしょうがないとしても、なんというか手入れの行き届かない、なんともだらしのない肢体なのだわ。

顔も側面からみると、板みたい。デザインが立体的じゃないのにとってつけたように鼻が高いので、板に△の取っ手がついているみたい。鼻をつまんで引っ張ると顔が開いちゃいそう。

前から見た自分の容貌は平均的で「並」だと思っていたけど、ここのブースで「ガマ体験」をしてからは奇怪な容貌、ひょっとして本当に私って「ブス」なんじゃないかという自覚が芽生えた。だから、そういうつもりで振舞わないと、いけないなと、傷つきたくないもんね、人の気持ちが知れた時に。

ときどき、H&Mの試着室で全身を見て、最初の印象が錯覚ではなかったことを確かめる・・・こんなんじゃ洋服買ってもしょうがないか・・・お店的にはあれはマイナスなんじゃないかと?それとも、みんな自分に自信があるのか?