人狼は本当は見た目も怖い

化け物図鑑の「人狼」はまさに悪魔のようなルックスをしていて、人の優美さも、狼の毛並みもない化け物だけど、フィクションの中の狼男って、呪われた運命に翻弄されててセンチメンタル、人の姿をしている時はワイルド&ハイブリットで♪なんか強そう。それでも月を恐れている・・・すごくゾクゾク♪

狼男が大好きなので”ニュームーン”も見たけれど・・・さすがに10代じゃないと辛い映画だった。若い女をめぐる若年層男子のホルモン(ヴァンパイアやウルフマンにもホルモンってある?彼らって哺乳類?)対決ってさ、オトナが見るとなんだか気恥かしくて・・・ヒロインも「私のために闘わないで!」とか叫んじゃって・・・そういうのってトモダチのケースも聞いたことがあるけど。女の私は、もてるって大変なのねえ・・って思っただけだけど、話を聞いた関係ない男子がなぜかひどく憤慨していた。「自分のために男が闘うのが嬉しいなんて女は人でなし、フェアじゃない」そうかなあ?人でなしというよりメスとしては実力者なんじゃないの?

狼男が大好き。平井和正ウルフガイも、ウルブリンも、リーマス・ルーピンも・・・他にいいモデルはいないかな?と思っていて、ジェイコブには期待していたけど、子どもだった。俳優テイラー・ロートナーの鼻のあたりに漂う青臭さが、ちょっと・・・。おばさんは、もう少し大人になるまで待とうとか思ってしまったよ。このジェイコブがあまりにも人気で、アメリカで男の子につける名前の第一位になってしまったそうで。女子はイザベラだって、やっぱり。

ジェイコブのいいところは、変身しても完全に人間性を失わないところ。なんだか泣かせる!

人狼の群れにいても「あれだ」って一目でわかる毛並みの良さだったりして。ふさふさでつやつや、あの若い狼、みたいな。

月9の「月の恋人」も、実は全員人狼で・・・とかなら、間違いなく見るよ、私。