ペンギンカフェ

新国立劇場にペンギンカフェを観に行った。芸術監督に就任したRBのビントレー作、被り物の小品で、絶滅に向かう動物たちが集まるダンスホール・・・の悲しいお話。初公演はトリプルなアンソロジーで、踊り手の実力やカラーがよくわかるかんじ。一緒に見ていた子どもは、最後に出てきたビントレーを指して「せんせい?」・・・これは発表会じゃないから・・・いや、そうなのか??
http://www.atre.jp/10penguin/index.html

酒井はなは出てくりゃわかるクオリティだけど、あとの人は可憐でよくまとまった綺麗な踊りをするけれど、踊りだしたくなるようなあのかんじ、がないのね。酒井さんは身体も大きくて、ダイナミックで手先足先まで踊っていた、傑出している。
大野一雄に目が吸いつく・・・踊りを見る心が戻る、あのかんじ、ちょっとだけしか出なかったけど。

ペンギンカフェのフィナーレ、カーテンコール!恥ずかしがり屋でおとなしい子どもが、かなりイイタイミングで突如
「ブラーヴォ!!」と叫ぶ・・・「一度やってみたかったの。」すましている。幕間に、いつもは食べないプロフィットロールを5つも食べて、興奮している?劇場の魔法?と思ったけど。

意外な行動が多いのだ、この子は。