ジュリエットからの手紙

http://www.juliet-movie.jp/見てきました!ヴェローナシエナ、行ったことはないけれど、とてもイタリア。葡萄畑が続いていて、チーズ、オリーブ。イングリッシュレイディinイタリーといえばヴァネッサ・レッドグレーヴというかんじじゃない?彼女演じるクレアが15歳の時にイタリアに置いていってしまった初恋の人を、50年後に探す話。ハッピーエンディングだろうなと思っていたので、クレアの心配はしてなかったけれど・・・懐かしい「あの感じ」が蘇った。

初め印象のよくない、なんだか棘々しい相手と、なぜか想像以上のつながりが生まれる経験、不思議なひっかかりかた。苦手が化けると根が深いからな。恋愛の基本だわ・・・考えや、対人スキルや見識、カラダや心の嗜好性が一致していない頃の、今も?そういうケミストリーな感じ。

それから初夏の野原で男の子の胴体の上に頭をのせてぼんやりする・・・気づくと日暮れ、なんて経験とか。そういうこの世の春を思い出す、いい映画です。素直にうがったことを考えず、見れました。