スポーツって楽しいの?

町歩きも山歩きも大好きだけど、ことさらスポーツって苦手。でも、子どもの言うことを聞いているうちに、スポーツって面白い?と思えてきた。

子どもはサッカーをやっている。スクールにも入っているんだけど、その日その日に集まった仲間で毎日草サッカーもやっている。

ただ球を追って走るってだけじゃないし、シュートすればいいというものでもないらしい。瞬間的に自分の位置からできることをさがしたり、仲間の位置から球の動きを予想したり、アイコンタクトで敵の裏をかいたり・・・子どもの話にはドラマがあり、ものすごく面白い。上手だからといって仲間を無視して得点する友達をなじり、幸運にもうまくいった作戦に大喜びする姿を見ていると、その場で、その臨場感で、知力体力のかぎりをつくして挑戦する、スピードとスリルと人間観察の世界に参加したくなってくる。

今日は得点したよ!玄関から興奮したままずっと試合の様子を喋っている。楽しいんだなあ、頭使っているしなあ、疲れないんだろうなあ・・・子どもは年齢的には、いわゆるゴールデンエイジの只中にあるのだが、これからどんどん身体の自由度が高くなり、もっと速く動けるようになり、より複雑な戦略と身体能力が結びついてくれば、人生の至福ってそういうことできることなんだろうなあ、と思えてくる。

人間が好きなのね、スポーツが好きな人は。うらやましい楽天的で前向きな心。

いい大人だけど、今年は恐怖を振り払い、知り合った人と友達になる努力をしたいと思う。小学生の明るい感覚に感化されてしまったのかも。

本日の夕食の予定
剣道の鏡開きなので子どもはお汁粉、あとの人はローストポーク入りの焼き飯と大豆モヤシのナムル、名古屋コーチン(!)の鶏がらでとったストックで、葱スープ。

最近のブーム「レントゲンごっこ
「はい、そこに手をおいて、ちょっかくにまげてね、じっとしてえ・・・」粘土用のボードの上に腕を置かされる。「動かないでねえ・・・」といいつつ、バッテンみたいなものを書いた紙を手のそばに置いて、すごく長いこと、遠くからじっと見ている。「はいおしまい」というまで動いてはいけない。手のむきをかえて、もう一回。エンドレスにレントゲン撮影がつづく・・・しっかしよく見ているもんです。骨折の経過観察でもう7回くらい撮っているもんね。レントゲン室にだって1人で入って平然と出てくるもんなあ。こんなことに慣れるのもどうかと思うけど?経験を反芻するにはなんか意味があるのかもしれないしね。