brain-network interface

見たかったドキュメンタリー番組の再放送をついに録画した。

録画しながら、見ていたのに、直後にまた録画を見てしまうくらい、面白かった。

テーマは、ロボット工学の二つ目の流れ「サイボーグ化」について。

人間の脳の仕組みは複雑で、いまだモデルができないので、じゃあ、モデルじゃなくてその脳そのものを使ってマシンを動かしてしまう。筋肉から身体を動かす信号を拾って20キロのものでも手で長時間もっていられるような機械の四肢をつくってしまった山海という研究者の話。災害時の救援活動や、肢体に不自由のある人の助けになるのだそうだ。実用化に向けて研究中。「手足だけガンダム」みたいなビジュアルになる。わりと、すぐ実用ということに結びつくのが、新しいことのようだ。

面白かったのは、その技術もだけど、機械の手足をつけている青年。スタジオに登場したわけだが、博士の後ろでずっと動いていて、じっとしていられないようだ。多分筋肉を動かそうと、ちょっとでも思うと、身体が動いてしまうんじゃないだろうか?ごまかしが効かないんだろう。多分、実際の手足よりも、信号が動作になりやすいのかもしれない。つまり、人は本当はじっとしているのが苦手な動物で、身体はつねに動こうとしてしまうんじゃないだろうか?機械は素直なので、その信号を全部拾ってしまうんじゃないか?見ていて、あまりにも多動で、繰り人形みたいに不気味なので、ついに、カメラはフレームから彼=サイボーグを外してしまった。

次は、脳の山川という研究者が自立的に学習するシステムを作ったという話。カメラで観察
したことを学習する。ゲームなどがゼロから構築してできるようになるという機械。

そして最後にはやはりman-machine interfaceに話が及ぶ。脳を直接機械につないで、脳をCPUにして機械を動かすという技術。アウトプットだけじゃなくてインプットもあるわけなので、脳科学にも医学にもロボット工学にも革新的なコンセプトなのだそうだ。ネットごしに遠距離の機械操作もできるとか・・・脳がインターネットで外につながるなんて・・・脳化社会っていうけど、ニューロマンサーみたいだねえ。インプットもできるんだから、大量の情報流入に現実の境目はどんどん曖昧に無視されていくような?未来の人間はみんな今よりもハイなかんじになるんじゃないの?目に異様な光をたたえた未来人たち。

アメリカでは軍事目的の研究がすすんでいるらしい。バジェットが違うから、日本の技術は、遅れをとりそうだという研究者の談。視聴者にしたら、90分間プレゼンされて、最後は「お金が足りません」と先端の研究者に訴えられる格好になる・・・なんか、そんなこと?

とりあえず、ディスクに落として永久保存に。

本日の朝食
白菜と葱とかにカマのお雑煮(仕上げにごま油)、お茶

おやつは肉まん

本日の夕食
牛のステーキ、アボガド豆腐、キャベツと葱のサラダ、モヤシの味噌汁 雑穀ごはん
日本酒冷3合&ハーゲン○ッツのアップルパイアイスとプリンアイス各1/4ずつ コーヒー
休日にありがちの食べすぎメニュー・・・かなり気持悪い