お父さんのモデル

家庭における父が、やたらな権威から、人間宣言をしてしまって久しい。良くも悪くも20世紀初頭には、プロトタイプがあって、お父さん演じるのが、わりと楽だった?

猪口邦子少子化男女共同参画担当相(経文のようだ)によれば、先進国でジェンダーに一番コンサバなのが日本で、人の意識が男性社会なのである・・・ということらしいので、ここらでパラダイムシフトをしなくてはいけない・・・そんなことして、大丈夫かな?

本当に男女は平等に働けるのか?子どもが病気のとき、けがのとき、仕事を休めるのはどっち?年収の多いほうが、主計を担い、年収の割合によって家庭内の仕事を割り振る?多くの女親が家事を受け持つのは、性別の問題じゃなくて、年収の問題?家庭内の力関係に、一番フェアで納得できるものさしといえば、やっぱりお金なんじゃないのかしらん。

ところで、お母さんの気持はよくメディアにも出るけど、お父さんたちの気持はどうなんだろうか?多くのお父さんが子どもをもつ時期は、働き盛りで仕事も忙しい、責任もあり、多忙で家庭どころではないかもしれない。人生の黄金期がバッティングするのは男女とも同じなのだけど・・・。

親なら、自分の子がどうでもいいわけない。でもやっぱり男性は人から内向き(家族主義)って思われるのは諸々マイナスだし、だけどメディアでは「お母さんばっかり大変!お父さんは無責任」ってあおるし、気分的に厳しい。がんじがらめってやつね。

フェアな男女関係を尊重する良識があって、さらに今時、家庭を持とうなんて気概のあるような青年なら、よけい責任をかんじて無理しちゃうんだろうなあ。気負いすぎちゃうっていうのか。立派なことだけど、しんどそう。

トレンドだから「お父さんの子育て」について考えろ!といわれても、新しいお父さん像のモデルになるイメージがつかめない。

皆さんそれぞれ努力していらっしゃるようです・・・みたいなことになっちゃう。過渡期っていうのは、そういうものなのか、でも北欧みたいに性別がフラットになってしまうのも、どこか日本的でないような気もする。性には美学というのもある。精神の男女差にこだわるのは、肉体的な性差が少ない民族だからかも?

本日の夕食
ノリで買ったまま、ずっとうやむやに冷凍していたブタバラ塊1キロに立ち向かう。とりあえず、プーアール茶の出し殻とお酢で15分下ゆで、土鍋が豚だらけ。そのまま冷まして、角煮組と、茹豚組みにわけて、冷蔵。茹豚組は、近日中にカレーかトマト煮込みになる見通し。今夜はとりあえず・・・

角煮 縮みホウレンソウのおしたし、炒おから 葱の味噌汁 浅漬け 雑穀ごはん