前十字靱帯の専門医

今日は、最後の診察日だった。これで治りました。おしまい。

かなり勇気をだして、親の腰を診てもらえないかときいてみる。この先生が得意なジャンルは、子どもの骨折でも、腰でもなく、おそらく前十字靱帯再建術で、昨年の春まで別の病院のスポーツ整形外科で有名な膝の専門医のスタッフだったこともわかっていた。

しかしこちらにとっては、先生は親切な子どもの主治医で、高度に専門的技術のあるバリバリの専門医だっていうことは、知らないことになっている。
だからあえて、でも、予想通り、あっさり断られた。

たまたま手術をしたので、術後のケアをエクストラな時間を見つけてしてくださっていた・・・とのこと。そこまで言わせてしまうのも、不覚だった。図に乗って、訊いてみて、やっぱり恥をかいてしまった。かなり気まずい思い。

特別の症状で悩む人のために専門医の時間はある、ということは、よくわかる。
特定機能病院のシステムくらい、わかってます。ちゃんと。

むろん、情状酌量の余地はなし。アドバイスもなし。

どうでもよくなったので、痛いまま、腰は放置することにした。

子どもはともかく、運が強かったってことだ。

一件落着。