お兄さんのお医者さんなら暴れない?

朝から原稿を書きつつ、鳥の手羽元と新ジャガをカレーにするのに、ダッチオーブンを火にかけている。香味野菜を山ほど入れて、半日トロトロ煮てつくるカレーは、美味しいに決まっているが、やや反則っぽい。技術というより鍋だから。まるでマーサ・チューダーのように牧歌的な生活だね。鍋を気にかけつつ、書き物をするなんて理想的。暖炉はないけど。

近所の小児科の先生がご高齢のため廃業されたので、もう耳鼻科へ行くしかない。だんだんこのあたりはかかりつけ過疎になりつつある。

下の子どもは、とにかく病院へいくというと、すぐ泣きそうな顔をする。診察室に入るころには大泣き。椅子に座らせるのも身をくねらせていやがり、鼻と耳を手で押させて絶対に診察させない。泣いて暴れる子と、あきれる医師の間で途方にくれること必至。今回も扁桃腺が腫れているようなので、やむをえないけど、案の定、阿鼻叫喚の大騒ぎになった。

そうなると不思議なのは、骨折。耳鼻科の耳垢取りよりずっと大掛かりなのに、どうして骨折の診療中、物分り良く、パニックにもならずに座っていたんだろう???やっぱり、整形外科の先生が若い男性だったから?カッコ悪いところは見せられない???泣かないといえば、子どもに毎年インフルエンザの注射をしてくれる友人も女性だけど、ジタバタしないなあ、性別じゃなくて波長の問題?