恋に落ちる根拠

今日、話していたら、出てきた話題。
落ちる根拠の思い当たらない恋は、生物学的には正解みたいだ。

女性は男性にそういう質問をしすぎるみたいだが、どうして相手が好きなのか3秒以内に応えられたら、危ぶんだほうがいい。

ツガイとしてのクオリティーはその方が高い?ことが、かなり科学的にわかってきたらしい。言葉で説明のつかない理由で本能的に強く結びついた同士の遺伝情報を調べると、そういうカップルのDNA配列はかなりの点で異なっていて、つまり、種としては個性のかけ離れた個体をカップリングして、遺伝的に強い次世代を生み出させようとする種の作戦なのだそうだ。そういう夫婦の子どもは平均よりも身体が大きいとか?

パートナーに惹かれる理由は「なんとなく」あるいは「全部」というのが正解ということ。
目安は一緒に歩いていたりすると、自然に身体が近づいてしまう、お互いの25センチ半径に入ったり、仮に手とかの肌が触れても不愉快じゃないっていうことなんだって。逆にその範囲に入れれば、異性の心をつかみやすいともいえるか。

良識でコントロールできないなら、落ちるときは落ちるわけね。

ただ、その先で、社会的にどうするかというのは、理性と倫理の問題。

恋に根拠がないならば、ある日突然事故にあうのと同じことだ。やっかいなことだ。きっと出会い頭にピンとくる稀有な相手、会いたくない、できるなら・・・恐れを知るまともな大人はそういう千載一遇の出会いに怯える。

運悪く、季節はずれに出会ってしまったなら、そんな恐ろしい相手からは、脱兎のごとく逃げ出すのが正解。