ACL

ACL(an Anticipatory Chance of Life)って・・・

もし昔の友人に声などかけられたら、何をおいても行かなくちゃいけないらしい。思いも寄らなかったことだが、そろそろ年齢的に今生の別れになることだって、ありえるんだからと年長者に意見される。腰が重いからと、機会を逃すのはいけない・・・んだそうだ。

親しい友人には頻繁に会うけど、そうじゃないと疎遠になりがちだ。会えるうちに会っておかないと、これっきりになることだってある。そう思うと妙にあせる。死ぬ前にひと目会いたい人って何人いるかしら?会うと辛い思いをするのかもしれないけどね。

二人の大学の先輩、ひとりがまだ。

20年前ロンドンで会った名も知らぬ女性、彼女と話していると、穏やかで晴ればれした気分になった、1時間ほど話しただけ、それっきりだけど、魅力的な人だった。

前の前の会社で一緒に働いていた頭の中が萩原朔美に似ているI氏、目撃情報はあっても、連絡がつかない。「独立するんだ」って宣言していたけど、今は新聞社系の広告代理店でとても偉くなって、CDをやっているんですか?お元気ですか?

気まずい別れ方をした人には、言い訳をしに行きたいと思う。

迷子石みたいだ(江戸時代に辻において尋ね人を貼紙した岩のこと)

もう金輪際会えない、連絡もとれないって人がいるんだから、誘われたら嬉々としていくべきってことよね。