地下鉄では上座は角席?

今日の地下鉄は珍しくゴトンゴトンと電車めいて、枕木の音を刻んでいた。
そんな午後の車中、ふと角の席が空いた。すると、並んで中央に座っていた二人連れの男性の1人が「角へどうぞどうぞ」と、連れらしき人に席を薦める。「どうも」とその人は、薦めた人の左隣から右隣の角席に座りなおした。利害関係のはっきりしたふたりのようだったけれど、地下鉄では角の席が上席なのだろうか?

取引先に声の印象が強い人がいる。打ち合わせの行きがかり上、彼が女口調で「○○よねえ○○だわ・・・とかいうかんじで書いてください。」といったその女言葉が耳に残ってしまっている。このイメージが消えないと、その女性キャラが頭の中で、彼の声で喋ってしまうのだ。本来の彼女が言いそうにないことまで喋りだしそう。

何かを書くとき、音で書く人と、文字で書く人がいると思うが、100%耳で書くライターなので、残響がなくなるまで、なんとなく仕事に手がつかない・・・って言い訳はどう?