やっぱり秘書が必要

大学病院勤務医の友人と話していた。トータルで仕事が多くて大変だって。OA化は進んでいるみたいだけど、ここひとつ雑務が多いんだそうだ。医療行為をするには資格が必要なんだろうけど、法律業界のパラリーガルのような資格を認定して、医療にまつわる事務作業をすっかり引き受けてくれたら、ずいぶん楽なのに、と言う。

抱えている患者さんを、医師ごとにデータ管理したり、スケジュールを把握してるマネジャーみたいな?さらに必要なデータが揃っているかチェックしたり、治療プランにそってスケジュールを立てて、検査の予約をとったり・・・医局には秘書の人がいるんだろうけれど、実働隊をこそ、人手を割いてサポートしてほしいって。

なるほど、先月まで子どもの骨折で、ほとんど初めて大きな国公立病院に通っていたけれど、子どもの先生も、カルテの管理から、スケジュールから一切合財先生が1人でやっていたみたい。代わりにそういうことを把握している人がいたら、きっともっと落ち着いて医療行為に集中できるんだろうに、大変だなあ、と素人ながら思ったものだ。

友達の話ばかりで実感がなかったが、患者の立場になってみたら、そういう人がいてくれたら、先生との間にワンクッションあって気が楽。だって、超忙しい人に、余計な相談するのは申し訳ないし、不機嫌だとおっかないし。

そういう分野の資格試験ができたら、受けてみるのもいいかも?学生時代の一時期、バイトで築地にある病院の外科でいわゆる部長秘書をしていたけれど、なかなか楽しかったしね。