田植え&ビーチ

いつもの千葉からくる産直のトラック八百屋が、今週は休みだという連絡あり。前におじさんが植木から落ちて骨を折って・・・なんてことがあって、心配していたら、違うんだって、田植えだからって。なるほど・・・農家はこの時期忙しくて、大変なんだ。ほとんどが兼業なので、GWに勤めが休みな家族とご近所で人手を集めて、どどどっと田植えを済ませるんだそうな。

古語で「さ」というのは、田んぼの神様のことだそうで、そういえば「さをとめ」が田植えをするっていう言い回しが謡に多いけど、若い女性は巫女さんみたいなものなんですかね?近頃の農家は団塊世代以上の人が働き手だから、早乙女ってわけにはいかないけど。

昨日美人編集者から聞いた話だけど、美容関係の技術者はスピリチュアルに行きやすいという話が面白かった。癒し=魂の領域ということなのか?ヨガの人は猛スピードでそっちにいくみたいだけど・・・多少はあってもいいとおもう、魂を意識するようなかんじって。ゼロというのは、あまりにも物質主義すぎるから。でもそちらで生活をひっぱると、不成功なときに罪悪感がつのりそうだからな。魂って罪悪感とも近い関係。善悪はなかなか金額にして割り切るのが難しいから。私のオーラはブルーらしいけど、自分ではオレンジのつもり。

昨日のぬるぬる巻貝と蟹は、連れ合いが運河にぼとぼとと放り込んだらしい。とくに見咎められはしなかったみたいだけど、「今投げたのはなんだ?」「巻貝と蟹です」っていう会話が聞きたかったかもしれない。いいよね、ぼけ倒してて。そういうキャラは連れ合いの真骨頂じゃないだろうか?背広で生きた巻貝を川に捨てる男、似合ってる!

でも連れ合いがぼそっと「外にもどってきてたりして・・・遅くなりましたビロビロ巻貝、戻って参りました・・・とかって。」マジ、今朝、玄関開けるのがちょっと怖かった。

アマゾンで「BOOKSOTRE」が届く。NYのBOOK&CO.のことが書いてある。他に読みたいといえば、「シェイクスピア&カンパニー書店」について、S.ビーチ本人が書いている河出書房新社の邦訳!絶版になっている。「オデオン通り」や「移動祝祭日」も入手困難。この4月から上智大学の図書館が使えるようになったので、そこをあたってみるという手があるかも。例の「ビフォアサンセット」で、イーサン・ホークが座っていたあの書店が、オデオン通りを曲がった角にあるかの書店。2階(まさに映画ではその彼が泊まっていた部屋)でビーチは死後数日たった体で見つかっている。カリスマ本屋の末路にしてあまりにも悲しいことだ。黙祷。日本にもあるんだな、カリスマ本屋、なんか敷居が高いけど。

パリに行ったことがない・・・。