絶版本なんですが・・・

近くの図書館には、ちょっと見かけの怖い司書のおじさんがいる。彼に本を頼むのはちょっと怖いし、返却が遅れたりすると、おどおどしてしまう。

貧乏なので、図書館で本を借りて暮らしている。週に4〜5冊は借りるんだけど、巡回しているとはいえ、閲覧棚では足りなくなって、しばしば地下の書庫に降りてもらわなくてはならない。おじさんしかいないと、遠慮がちになってしまうけれど、さらにしばしば、書庫でも足りず、区内や、区外の公立図書館から取り寄せてもらうことにもなる。

そんな本が「絶版」だと、その司書のおじさんは嬉々として目を輝かせて探してくれる。もう、それは絶対に見つけてあげますよ、っていうかんじで。本が好きな人の目をしているんだよねえ。


今日も豊島区の図書館にまで問い合わせてネットワークで借りる手はずを整えてくれた。そして2週間とはいえ、大抵の本を読める幸福。
お金払わずに。ありがたい!図書館ってパラダイス!