氷の山

親の古い友人と、子どもが話している。
「あなたのお母さんちょっと変わってるよね」そのまま言葉をお返しします。
「そうだよね、お母さんってちょっと変だよね?」うそ、本気?
子どもというものは、親を「変」だなんて思わないものじゃないだろうか、すごくショックだった。だって、子どもの常識は、親の常識を基礎にしているはずだから、どうやって、それ以外の常識を会得したんだ、君は?

しかし、事実はともかく子どもが親を「ちょっと変人」と思っていると不都合なことがある。昨日のこと。
「暑いねえ、アイスでも食べる?」
「買って来ようか?」
「そうね、おねがいできる?氷がいいな、3つね。」
「うん、わかった。」
子どもが近所に冷たいものを買いに出かけて、10分後。
ものすごく大きな袋を重そうに持っている??????????

「はい、氷三個」ってそれは・・・ブロックアイスじゃないですか!そんなでかい氷を3つもどこを冷やすんですかっ!それとは別に自分のガリ○リくんはちゃんと買ってきてる。でも、親には巨大な氷の袋を3つ、「氷買ってきて」って言ったけどさあ・・・。
「普通、アイスの氷だってわかるでしょ?」
「だってお母さんが氷って言ったから、本当に氷がいるのかと思ったんだもん。」

私には何か変わった考えがあって、氷が大量に欲しいと思っていると、思ったのだそうだ。仕方ないので、その晩は豪快な氷山そうめんをいただきました・・・怪我の功名?ちょっと違うか。