海ってこわいね

中華街へ行ったので、そのまま港を散歩した。

上の子は剣道の大会だったから、下の子と二人、晴天の海辺を歩く。あまりにもギラギラした陽射し、横浜湾も海なんだよな、と目がくらむ。湾に迫っている海は強い日差しのせいもあってか、底までよく見える。案外きれいじゃん。

「この海は、つながっているの?」「どこと?」「さめのいるところ」
ああ、上の子も5歳のとき、同じことを心配していた。うちの子供は海を怖がる傾向があるのだ。海は世界中とつながっているから、どんなおっそろしい生き物に遭遇するかわかんないのだと・・・横浜湾にはサメはいなさそうだけどね・・・。

「あ、おじさんがお洋服きたまま、海に沈んでる!」「えええ!」びっくりして見ると、沈んでいるんじゃなくて、ウェットスーツを着たおじさんの集団が横浜湾に潜っているじゃありませんか。なんかの検査か調査みたい?それともただの挑戦?

親は海が苦手なので、子どもは海水浴に行ったことがない。上の子は学校で初めて海水浴を体験というテイタラク。すみません。来年は海水浴に行きましょう、本心では死ぬほどいやだけど・・・海水も、紫外線も、砂も苦手・・・とくにござに砂がのっているのがいやなの。日本は島国なのに、我が家は海に背をむけて生きているのだ。
渓流の多い地の利を生かして、川では楽しく遊ぶんだけど・・・。