国立ダイエット図書館

いい古されたことですが、立派な看板見て毎回驚くよね、ダイエットって大書きしてあるから、国会ね、国会。仕事の半分くらいは調べものなので、しょっちゅう行くんだけど国立国会図書館。日本で刊行された本ならすべて閲覧できるという底力に感動する。だからあの建物が大半が地下に埋もれている巨大要塞のように感じてしまう。その気になれば飛ぶんじゃないかとさえ。地下にはすごいトンネルもあるらしい・・・。さらに、どんなくだらない本を出したとしても、親にも相手にされなくても、ここが少なくとも一冊は買ってくれるんだろうと思うと、懐の深さを感じます。

IT化されて良くなった。なかなか重層構造になっている建物の中も「ザ図書館」ってかんじで、居心地がよくて。時間がひずんでしまうのかもしれなくて、気づくと夕方なんていうことにもなりがち。

そして、この建物の中にはきっとおかしな磁場あるに違いないと思うのは、みんな実にゆっくり歩いている。走ったり、あせったり、順番を争ったりする人がいない。みんな寡黙で、目的にまい進する美しい世界なのよ。

さらに不思議なのが、私ったらどういうわけか、老齢の学者風のおじいさん(この種族の密度は高し)に毎回「係りの方ですか」と呼び止められ、端末の使い方を聞かれてしまう。あまりにも図書館を愛するあまり、図書館に同化しつつあるのかも?備品化しているのかも?

暇を潰している人も多い。寝てるし。基本日本に住所があって、静かにしていれば閉館まで居られるみたい。

パラダイス化している?

昨日のオーラ、陣内って大丈夫?あれはどういう意味だったんだろう、時間がない、みたいなかんじのコメント?もうあまり時間がない人なのかと思うと、なんだか目が離せなくなる。大丈夫なのかな?