怪奇大作戦
「怪奇を暴け♪」という歌詞をおぼろげに覚えていて、見るとウナサレルので見てはいけない番組指定をされていた、まさかのアレ?がリメイク!
岸田森がやっていた60年代な野暮な科学者を、さらにデートの似合わない岸田森らしからぬ女がらみ多い系の、正義感の似合わない西島秀俊が演じている。ビフテキだって!すごい。町も家具調度も、変な飾り物も、昔の日本。懐かし。
キャストも映像も垢抜けていて、子どもが悪夢に見る様な、にじり歩くビスクドールとかはでてこないし、尼僧の衣がはらりととれると、突然仏像になって!そうだったのか!みたいな無理やりな力技もない。ビジュアルだけだと岸田森の牧役は、田中の方があっているけどなあ・・・CGとかってリアルだけど、かえって怖くないよね、作る側も納得しているっていうか、美的に完成度が高くて、いびつなエネルギーっていうものが、ないからか。
夫もおぼろげに覚えていて、そうそう、ウルトラマンがでてこないのに、セブンと同じようなオープニングなのが、納得できなかったんだよね!って話に。ウルトラQもそうだった、幼児には欲求不満っていうか、幼心に現実はどうせこうだよなあ、解決しなくて嫌だなあ、厳しいなあと思ったもんです。
もともとはTBSでやっていた?と思ったけど、NHK衛星第二はエライです。旧作の再放送のおまけつき。椎名桔平が主演の深夜番組で科学怪奇ものみたいなのがあったよね、あれはなんだっけ?
でも、ちょっと無理やりな設定とか、SRIのナゾぶりとかは、変わらず。