負けません

上の子が意味不明という意味で「お前意味プーチン」というと、即座に下のが「お前こそクマプーさん」とかって対抗する。絶対に負けたくないらしく、知っている語彙を使って、対抗。面白いよなあ。

下の子は、小学生みたいに話したいらしく「最近思うんだけどさあ、ワニにお姫様っているのかな?」「いるんじゃない?」「じゃあ、王様も?」「いるかもよ」「ふうん、じゃあワニのピエロとか兵隊さんは?」「いるんじゃないの?」「じゃあワニの猿は?」「・・・???」「電気うなぎっているじゃない?」「うん」「電気ワニは?」「ナイルで夜になるとボンヤリ光ったりするワニ?」「アリゲーターだけね」「???」与太話が延々と続く・・・親と上の子の会話って雰囲気そんななのか?

昨日の夢。
「恐怖の海賊宝箱」というのがあってそれを絶対に開けてはいけないのは私しか知らない。でも呪いがかかっているから私は猿なの。するとそこに子どもと夫がきて、あっけなくその「海賊の箱」を開けてしまう。

箱の中にはスルメみたいな色の「敵の顔の皮をはいでつくったアステカの仮面」ガラス瓶を振ると緑と赤が補色でぬらぬらと光る「10の異民族の血で作った毒薬」その血を集めるのに使った「宝剣」メキシコ湾で死んだ「海賊の心臓」が入っている。逸話を知らない人には、乾いて古いそういうものも見た目はそう怖くない。

でも、私は知っているの、本当の恐怖はそんなものじゃない。箱を開けてしまったら、邪悪な念が世の中に放たれてしまうこと。世の中がますます悪く、残忍になってしまうこと。「大して怖くないな、恐怖だなんてオーバーだよね」といつまでも箱を閉じない彼らに向かって、早く閉じろ、せめてすぐに蓋をしろ!と猿の中でもがいている。でもどうしても、伝わらない。

恐ろしい夢だったよ。

次の瞬間には、巨大な空跳ぶウィッキーさんにのって、カスピ海の上を飛んでいた。

わけがわからん。