水道屋さんになりたいかも

「はい、いいですか、一緒に数えてください、1,2,3・・・34。はい、大体30秒くらいで水が止まりましたね。前は60秒くらいかかっていたはずです。これで完了です。」

水道栓がもろもろ甘くなったので、水道屋さんに来てもらった。でも、その人、マニアな人なのか、超親切なのか、お願いした風呂と洗面所だけじゃなくて、トイレも直して帰った。うちに来るなり「おトイレを貸してください」といったまま延々出てこないので、心配になったくらいなんだけど、用をたすついでに、タンクに水がたまる時間を測ったいたらしい?帰り際にトイレの水がたまるのに時間がかかりすぎるのが気になると言い出し、直してくれた際、トイレの戸口に並んで立ち、声を出して水がとまるのまで34秒数えさせられた。

配管とか水道関係の工事人には、妙に従わざるをえない特有の力があるなあと思う。前に別の家でクラ○アンを頼んだとき、数点の部品交換だけで数分+数万円を取られた。あのとき、絶対に水道工事の資格をとっておくべきだと思った。

水にはかなわないもんね、我々陸の動物だしさ。

しかし、かなり個性的な人だった。昔の映画の若親分みたいに、オールバックで。

今日の子どもは、「私は英語国からきたフランスさんです」といいながら、頭にピンクのスカートをかぶってくるくる踊る。フランスという言葉の響きが気に入っているらしい。