めだかも煮える温暖ハウス

一週間ほど前からコドモがめだかを飼っている。縁日で金魚をとってきて、小遣いで金魚体制を整えたら逝ってしまったので、めだかにシフトである。

釣堀に併設された観賞魚屋さんがあるのだが、そこのめだかはイキがいい。なぜかというと、肉食魚の生餌用なので美味しそうな奴らが飼育されているわけ。その元気一杯のめだかは10匹で200円なり。コドモにしては大金をはたいたのに、毎日一匹ずつお亡くなりになる。家には温水器があって、その近くは夏だと35度くらいの気温になって、パンの発酵には最適なのだが、めだかには無理環境だったらしい。水温30度近くの中、静かにゆっくりと湯だっていた・・・熱湯地獄だったのね。知らぬこととはいえ、黙祷。

そこで、生き残った4匹に新たな5匹を加え、砂底にふわふわと発生した妖しい黴のようなものを洗い流し、水草も新しくして、家中でもっとも温度の低い場所に移動。適温に調整した新しい水に馴らし、魚を離すと、ひゅんひゅん泳ぎ、縄張り争いみたいな活動も開始、元の元気を取り戻した。食欲も回復。

めだかのために「空調をしろ」と店員さんに言われたけど、基本的に我が家はクーラーをつけないので、それは無理。頻繁な水替えとこまめな観察で、夏を乗り切ろう。

温暖化って「めだか」みたいな小さい個体には、大打撃。うちは前から夏は猛暑だけどね、巨大温水器がへやのど真ん中にあるからさ。冬は室温キープで暖房は不要なんだけど・・・温暖化シミュレーション仕様?

アルム爺さん所有、デルフリ村の冬の家にある巨大ストーブをイメージしてみてくださいね。
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