古いビルのそそる屋上

仕事で神田に通うこと1ヵ月半。さすがリノベの本拠地だけあって古いビルがいっぱいある。
http://www.realtokyoestate.co.jp/about.php

幾何学的に輝く新しいデザインのインテリジェントビルとは違って、それぞれがそれぞれの都合で勝手に建っている10階建てくらいのビル群はなんだかかわいい。特に屋上が。あの心もとない「乗り越えてみる?」と弱った心を誘うような白い柵。あんなの簡単に乗り越えられるじゃない?申し訳程度に柵なんかして、屋上というのは「落ちないように」利用するところだってことだなあ、と見上げつつ思う。新しいビルは高層だってこともあって、屋上はヘリポートとかメンテナンスの業務用エリアでしかなく、普通に通りがかりの人が冒険心でチャンレンジしてみるような「スキ」なんてない。

取り付く島がないようでいて、案外思い切れば口説けそうなタイプ、みたいなのよねえ〜。
とはいえ、いざ上って見たらきっと、鉄のドアに鍵がかかっていたり、オーナー住居で入れなかったり・・するかも。不法侵入?

カイシャへの道を歩きながら、屋上の風景と柵について思いをめぐらす楽しい時間。

ところで、みんな若い。5歳から10歳離れている。雇い主が年下なんてざらだし、これまでも同じ干支の人と散々仕事をしているんだし、いまさら仲間が若いことに驚くことないんだけど・・・今度の会社はなんだかチームっぽいから。そこへ入れてもらって、私はぜんぜん違和感ないけど、でも逆にこれまで考えてもみなかった自分の年齢が気になる。関係ある?本当のところどうなんだろ?みんなどうなんだろ?