偽の笑いを看破する科学

木村洋二という科学者が、長年の研究で、笑いというのは横隔膜の振動だという理論を確立したらしい。顔がいくら笑っても、声がいくら笑っても、もし横隔膜が動いていなければ、脳は笑っていない・・・ということなんだって。

よく笑う人、身近にもいるけれど、なんか威嚇みたいだといつも思っていた。口が笑っていても、目が笑っていない。笑うことでとりあえず相手を懐柔しようとする、人の心を遠ざける笑顔。もし横隔膜に測定装置(携帯電話大)をつけておくと、本当に笑っているのは、10日に1度だったとか、そいういうのがわかるんだろう。お腹を触ってみるのもいいかも?

横隔膜の振動は、近くにいる人の横隔膜を物理的に連動させて、笑いは広がっていくものなんだって、だから誰かが笑って、周りが反応しなければ、初めの人の笑いは偽かも。

ゴリラのドラミングみたいなものか?類人猿の進化を考える上で、横隔膜の振動と感情表現つまりコミュニケーション技術の向上が関係あるんじゃないかと。涙と同じように感情の高まりというのは、精神的な浄化効果がある、言語表現でおっつかないレベルで脳のトラブルを処理する機能でもある・・・わけで。