エレベーター男

今日は築地本願寺の近くのソトコト編集部へ出かける。淡々とクールだけど、心は躍動!しているかんじの編集Eさんに、つい熱くなって思うことを語ってしまう。我ながらこの温度が人に疎まれる元だと思うけど、炎が消えたら、自分が自分じゃないみたいだもの。悪いか!熱い心。今回ばかりはプラスに働いたみたいで、よかった。

Eさんは、食にかかわるロハスなお仕事をしているコアな方、見識があり、勉強になります。カフェ・ド・シンランもEさんのお仕事とか。http://www.sotokoto.net/lohasbar/index.php 植竹シェフのレシピもあったりして・・・「超人シェフ倶楽部」とは別のキーで、ロハスはシェフと関わり深いみたいです。

で、そこへいきつくまでに不思議なことがあった。私の前にエレベーターに乗った男性。待っていたら、乗ったまま降りてきて、私も乗って一緒に3階に上がった。ドアがしまり、エレベーターが見える位置に座っていたので、ドアが開くのが見えたら、またその人が乗っている。次にきたときも、乗ってる。降りないのかしら?誰も気にしていないところをみると、彼はエレベーターかビルについている地縛霊で、降りられないのかもしれず、ほかの人には見えないのか、あるいはいつもいつもいつもエレベーターに乗り続けてギネスに挑戦しているのかもしれない。うちのマンションのエレベーターに乗っていたりしたら、本物だろうな。こわ!

どこかで数件電話をしたかったのだけれど、築地も銀座も混んでいて、落ち着ける場所がない。座れるところがない。ファックスを送る用ができて、思い立って知り合いの事務所の近所に移動。ドトールでようやく座れた。実はそこからその事務所のベランダが見える。偶然知り合いがベランダへ出てきた。ここから電話して服装をあてたりすると、ほとんどストーカーだよな、と思って電話する。「今日もグレーのパーカーがお似合いねえ?うひひひ。」みたいな。むろんそうは言わない。「ちょっとファックス貸してもらえます?」だけど。

怖いよな、これから行ってもいいかと聞いて、3分であらわれようもんなら。

怖いおばさんになりつつある、今日このごろ。

魔法使いサリー」の最終回、白鳥の船にのってローエングリーンよろしく魔法の国へ帰っていくわけだけど、「よっちゃん、すみれちゃん、やまべせんせい」以外は「人間さん」で片づけてしまうんだから・・・彼女の世界は主に3人の人間で構成されていたわけか。でも考えたら、日常生活って、身の回りのせいぜい3人がコアになっているのかも。ああ、そうでもないなあと思う。思ったよりもずっと人に囲まれて生きてるみたい。晩年の相はなかなか上々。