土曜日の朝は異邦人

今日も深い深い後悔にさいなまれる。電話なんてするだけ悲しい。
でも、私はまだあの仕事を愛している。

新しい世界に逃げ込む。思い切って日仏学院のクラスをとることにする。平日は仕事があるでしょ、でもさすがに土曜日の朝から取材ってことはないだろうと、思い切って入学。で、7月の新学期から堂々の新入生。ちょっとは先行きが明るいかんじ。通常の倍のスピードですすむ、仏語のみの仏語クラス。旅行に出る金銭的余裕はないし、せめて外国で異邦人として生きるような孤独を味わえば、心がしゃんとするかもって。それにこの言葉は、仕事(映画と料理)で使えて便利だし。

歌の先生にも「エール・ド・コールを歌うのにちゃんと発音できないと」といわれているし。もっとも17世紀の仏語を教えてくれる人が21世紀にどのくらいいるのか、それはわかんないけど。