最高峰・赤岳へ

朝、5時におきて、6時過ぎにはもう美濃戸口へ。

へんなきのこ。何かに効きそうなかんじだけど、すごいオレンジで。なんかのこしかけ系?食べてみる?5時半に朝ごはんで、朝から3杯ご飯たべたのに、もうはらぺこ。
行者小屋についたのが、10時半。すでに4時間歩き通していて、しかものぼりっぱなし。ここで限界だったので、昼ごはんを食べてしまう。山小屋で拵えてもらったんだけど、粒が崩れるほど古米で・・・まぜ寿司になってるんだけど、美味しくはない。でも前夜も3杯、朝も3杯、おひつが2往復。標高が高いと食欲が止まらなくなる・・・恐ろしい。

さて、それまでの普通の山道とは激変して、レキの岩場や、鎖のかかった崖をほぼ四つんばいでよじ登る急勾配が1時間(!)ほど続き、なんとか赤岳の稜線へたどり着く。諏訪側から雲がもくもく登ってくるんだけど、この屏風を越えられず、野辺山側には雲がない。立っている場所は幅1mもなく、左右に天気を分けている。へえ〜雲って微妙なんだなあ。上空を見ると、雲の流れが何層にもなっていて、上層は右に下層は左に流れている。めまいがしてくる。空に近い!空気が薄い!一番感動するのは、コドモが絵に書く「山」のあの線の上を歩いているという実感!高いよ!お山だよお!ここが八ヶ岳の最高峰2899Mのちょい下なわけよ!

尾根沿いに山頂を目指すんだけど、山小屋までのラインを歩くだけでコドモたちが落ちる、怖いと大騒ぎ、バスの時間もあるので、山頂まではいけなかった。超狭くて地面が乾燥していて火星みたいなので、ザザっとすべる・・・マジ死ぬかと思った瞬間8回を越える。それも諏訪側が火星で野辺山側は這松が群生してて、ね?ツートンでしょ?

]雲海に浮かぶ黒富士。