誕生と・・・

2回ともそうだったけれど、確かに体の中に別の命が育って、養分を吸い取り、その命の都合で生まれてくる。

まるで私の気持ち関係なく、進行してしまうこと。

どこか把握も理解もできないリズムが命の取奪を刻んでいて、時期は必ず来てしまうというかんじ。
子どもを産んだことがあれば、このうねりに呑まれるかんじがわかるかもしれない。
命というのは、生まれてしまうし、消えてしまう。

悲しいかどうか、まだわからない。
じたばたしているのは男ばかり。

いくら威張りちらしていても、わからないでしょう?
命のことは男にはわからない。あのかんじ、大きな力に呑まれてしまうような。

産まされてしまったり、終らされてしまったりする。あのかんじ。