123とそれ以降の世界

子供のころからなんだか怪しいと思っていた「4」という文字。大体どの文化圏の数字でも123はまさしく数の図案化なのだけれど、4から先はただ線をひっぱって数えるだけではない抽象性がある。アラビア数字のデザインがとても好き。アラビア数字がたくさん書いてあるものならなんでも気になってしまう。

なかでも4は特殊。偶数なのに直線の組み合わせでできていて、不思議。4という概念にこのデザインはなんとなく合わない。どういう経緯で4が「4」になったのか?△に棒を一本たして4なのか?確か地中海文明のどこかの数字は3が△だったような?

このごろ心が暇なので、昔の「疑問」を検証して気を紛らわしている。面白い出会いがあるといいなあ、春だしね。