突然フラッシュバック!

ふと、ヒーローの中のワンシーンを思い出す。残剣と如月。飛雪との関係がうまくいかないので、残剣は侍女の如月と関係をもつんだけど・・・如月はずっと師匠で主人の彼に恋をしていたんだから。でも残剣の思いは「よい時期」をすごした飛雪にある、それはたぶん揺るがすことができない・・・設定。男にとっては、愛でもなんでもないようなつもりの真っ赤な偽りのラブシーン、女にはその関係ではマックスレベルの本望な結末。それも映画的に事実かどうかも分岐しているし。トニーレオンのシーンとして必須だとして、ストイックな残剣が、そんな面倒くさい残酷なことをするかどうかっていう・・・無名の報告だっただけで。

映画の筋はともかく、体を合わせることは前も後も面倒で、それが偽りの気持ちだろうが、愛情があろうが、商売だろうが、実はあまり変わらないんじゃないかと思うにつけ、男が女に、女が男に残す刻印のようなものが、それからどうなってしまうのか、気になる。あれは片方だけしか本気じゃないと「こう」っていう、男女の関係を表現した映像だったようだけれど。そ〜んなこと、大したことじゃないのかも。

蕁麻疹が出た。原因?わかんない。

どんな男を相手でも女っていうのは、小惑星のガラス覆いの中で半分あきらめながら永遠に待つ花の心境になってしまうのだろう。彼は花の元に帰ろうとはした、かもしれないし、忘れちゃったかもしれない。花は受け身でも主体的でも愛されないらしい、追ってもいけないし、ほっておいてもいけない。そんなの加減が面倒だし、偶然だけが切り札だなんて、手も足もでない・・・女なんて本当につまらん。やってられん。もう降りたいと、思うよ。