フルーツサンド

ナニがやばいって、フルーツサンドだ。

プロのフリーツサンドはクリームが違う。例えば麻布十番サンモリッツ。町の実直なパン屋さんそのものという風情が好きで、子供のころからなじんでいるお店で。あそこのフルーツサンドは麻布と聞くと頭に浮かんでしまうほど。ありふれたフルーツを食パンにはさんであるだけなのに、黄色がかったあのクリームはなんだ!パンが水っぽくならないように、脂肪分の高い、でもバターのように油分に傾かない、ミルクの風味が濃〜い、たぶんあれクローテットクリーム?そんなプロの技を表にださず、凡庸なフルーツサンドめいた物腰、でも食べてみた人は、静かな衝撃に襲われる・・・むむむ。

で、やっぱメルヘン。黄桃とパインそしてクリーム、食パンの薄い塩味が・・・甘いのにさっぱり、クリーミーなのに切れがある・・・もし理性さえなければ毎回10個はいってしまうだろう。最近売りだした「さつまいも」は一口で欲望がむき出しに、昼ごはんのあとにも関わらずワンパック完食。300円ちょっとでこんな体験なんて、そんなあなたCPがよすぎでしょ。ここのクリームも濃厚で脂肪分の多いクローテット系?じゃないかと思う。家で作ってみようとしてクリームを買ってみるけど、業務用のクリームなんだろうか?なんだか違う!あの風味じゃないんだよねえ・・・。