薄馬鹿下郎に地獄あり!

出会ってしばらくは魔法が働く。この人は自分の役に立つんじゃないか、いつかお金を引っ張ってきてくれるんじゃないか?そういう間は多分、蜜月めいた目付きが続くけど、しばらくして、私がパーフェクトにただの人だということがわかると、神かくしのように消えていく、そういうことがままある。期待されても、応える力がないんだから、しょうがない。実に情けないことだけれど。

吉本ばななのインタビューで「この人、人間的にいい人だと思っても、仕事となると役立たずってことありますよね?」みたいなことを聞かれて「人を見る目がないとやっていけないのがこの業界だけど、いい人だけど役立たずとは限らない、こともありました。」みたいなことを言っていた。誰を信じて仕事をしたらいいか?プロデュース系の仕事が苦手な場合は、アリジゴクのように落下してくる仕事を待っているしかないわけだけど(後ろ向きにしか歩けないアリジゴクが数年の長い人生のはてに「ウスバカゲロウ」になるのがいい。ジゴクの果てにウスバカのゲロウに成り果てて、一日で死ぬって・・・あまりに切ない。)不況だと仕事をつくることが、仕事を完了することよりも上位条件になるわけだ。

来年がもうすぐ、今日は誕生日で、それをすぎると残りの1ヶ月超を無視して考えるくせがある。

Wenn du doch jadentag gebursttag hat!