2009-01-01から1年間の記事一覧

敵は男ばかりじゃなかった・・・。

知り合いで離婚調停中の人がいる。夫だった人は、若くして結婚した妻にすごく執着していて、しかも無職に近い状態。生活費は稼いでほしいのに自由を許さない。仕事先の男性の参加する呑み会にも出られず、束縛されていたそう。いろいろうんざりしていたけれ…

ファウンデーション?

子どもの頃から、気持ちが乱れると本屋か図書館に出かける。あまりにも多くの人が、あきれるほどたくさんの本を書いている。全部読むことなんてできないよ、と思うとなんだかすごく楽になるのだ。本屋ですごす時間は長く、趣味は読書というのはありがちだが…

極限ランナーのもちもの

昨日、打ち合わせに出かけるのに通った道は、マラソンランナーのコースだった。そう暑くもなかったけれど、結構必死で走っている人が多くて、場所柄警官も多かったりする。 一人の中年男性が、ぜいぜい言いながら走ってきた。なんだか極限状態ってかんじ。脈…

相葉君って大穴?

なんとなくテレビをつけるといつもアタル嵐の番組にベッキーが出ていた。顔もだけどあの子の脚、キレイ。あのひざ下の長さと形のよさは、イギリス系だからか・・・遺伝子の力がないと無理。頭がよいのはよくわかるし、世間的にまっとうなのもわかるけど・・…

秘湯北温泉

源泉かけ流しの秘湯、標高1000メートル以上で、交通費は一人ほぼ往復6000円、ごはん付で宿代が1万円以下・・・奥那須北温泉!天狗の湯として有名・・・かも?http://www9.ocn.ne.jp/~kitanoyu/mokuj.htm新宿からバスで那須湯本まで大人約3,000円、…

人捨て

本屋でIQ84を頭数枚立ち読み。いきなりヤナーチェクですか・・・村上春樹。ヨーロッパといえば中欧なんだろうか。遠くて抽象的。http://web-cache.chocomaru.com/jplayer.html?QU662&%7Erc20o%60c33&EJ667%3F5555&7&nrrv%3C%29%29qqq%281ghb%7F%28lv%29eb%29…

いろんなはだか

夏になると銭湯が恋しい。近くにランナー基地として盛況な普通の銭湯がある。いつも混雑していて、銭湯なんだけどジムのロッカールームみたいな雰囲気。ランニングステーションにはトレーナーがいたりして、もっと格好いいんだろうけど、そこは銭湯だから、…

塩ぶた

ブロック肉が好き。肉は最低でも500グラムの塊で買いたい。買ってきて豚なら塩をまぶしてジプロック。3日目くらいに焼いて食べる。硬い肩ロースなど生ハムみたいな透明感のあるルックスになって、安いカナダポークとは思えない風格が・・・水分が抜けて…

ビーサン・レギュレーション

お盆を迎える季節に、仕事があることはとても珍しい。今年はとてもよいご縁があって、まだ仕事がある。 通年、6月〜9月というのは、テキストのご用が少ないのか、哀しいほどにお暇なの。とはいえ、寝る間もない日々を抜け、金曜日から久々暇。暇があるとな…

あなたと呼ばないでください。

私には嫌われがちな癖があった。 目上でなくて、比較的親しい判断の相手を「あなた」と呼ぶ癖。これは性別関係なくそう呼ぶ。私はニックネームが好きではないのだ。それこそ、通称で呼ぶほどに親しいのかどうか、疑う一瞬が辛いので、あえて「あなた」と呼ぶ…

その指 なめたでしょ!

オープンキッチンのレストランで食事をしようとしていた。老舗キッチンなので、普通にボウルサラダとかハンバーグとかを頼んで、キッチンをぼんやり見ていると、シェフが2人でオーダーの嵐を裁いている。大変そう・・・。チェーンのキッチンだけれど、ボウ…

高幡不動のドトール午後12時45分

ドトールで取材前の時間をつぶしていたら、向かいのテーブルに初老の夫婦が座った。 コーヒーとミラノサンドAを注文、おばさんはトイレに?おじさんはひとりトレイに向かい、秘密めいた集気ビンをかばんから取り出すと、ガラス栓をあけ、スポイトでおばさん…

キリンを飼う

上野動物園のキリン舎に行くと、我を忘れてしまう。知らなかったわけではないのに、ここ数年、あまりの美しさに目覚めてしまった。 身体の模様も、デザインもあまりにも常軌を逸していて、果たして常軌とはなにか? 誰かがなずけた霊獣の呼び名も、いまさら…

叶わずにひからびた願いごと

私にはここ一年足らずの小さな小さな願いごとがあった。けれど叶わず。願いというものは人によって、いつも叶うものだったり、どうせ叶わないものだったりするんだろう。私が縁をもつ願いは、旗色の悪いほうに転びやすい。それが果たされず消えるとき、苦々…

夏なのにフレディ!

うほ! 長いエスカレーター、私はくだり、彼はのぼりだった。それがひとつレーンをはさんでクロスするポイントで、 その人はあきらかに私を見て「くすくす」と笑う。「なにその格好!へんな人!」みたいな。でもその彼は四角い頭をしていて、四角いあごひげ…

皆既日食なのに、別れの予感

明日はどうなんだろう?雨模様の夜、皆既日食なのにどういうつもりなんだ、空?理不尽な空め。http://www.nhk.or.jp/live0722/ 46年ぶりなのに、いいじゃない晴れれば・・・雲なんて見て見ぬ振りをしたい、なのになんだかね。だからってそんなことにシンク…

村上!ほんと災難だったなあ・・・

今日は仏具屋さんと位牌の相談。浅草橋の店でそうかな?と思ったらやっぱ「山口もえ」の実家だった。 仏具屋さんはなにやら噺家さんみたいな雰囲気で、座敷にあがるなり仏さんにお線香。さすがその道の人だけにそつなくこなす。やにわに野太い声で般若経を唱…

神谷明コンプレックス

スカルラッテイの「すみれ」が宿題に出た。http://meikyoku.exblog.jp/blog.asp?iid=3&acv=&dif=&opt=2&srl=11137200&dte=2009%2D03%2D19+21%3A30%3A00%2E000すげなくする若い美人をすみれに見立てて「どうしてそう警戒するの?何もしないからこっちへおいで…

日本男児たるもの・・・

母の弔いは花葬だった。デザインや花種を選んで、いろいろ考えていたときには、花壇のことしか想定していなかった。好きな花は何か?と花屋に問われて「バラとカスミソウで乙女チックにしてくれ」という父の顔を思わずまじまじ見てしまう。庭仕事を愛する初…

変な疲労感

「これ」は疲労感なのだと思うんだけど、釈然としない。頭というか首のあたりにもあっと重いものが乗っているかんじ。大きな手に前頭をおさえこまれているみたいな。そして腕の曲げ伸ばしさえ億劫なかんじだ。今日、打ち合わせでとある事務所に出かけて、そ…

la mamma morta

昨日葬儀が終わった。担当医や、親戚や、母の友人が賞賛する。 「お母様は闘病中に、一切弱音をはかず、一言もグチを言わずに立派におすごしになりました。」 私の大嫌いな親戚が「あの人は、立派だったわけじゃなくて、あまり先のこと慮るような性質じゃな…

嘘をつくと右肩が疼く

大嘘をついた。やむを得ず、でも相手がしつこかったので、嘘がくどくなった。ずっと右の肩の丸い骨の中を虫がうごめくような、軽く電気が走るような疼きにさいなまれる。学生の頃、顔を正視できないほど好きな人がいて、でもその場にいる人には悟られたくな…

ひみつの木魚ちゃん

オーバーワークな週を超えた月曜日、某事務所のボスにお目にかかる。大体制作の人間というものは「だらり」とした格好をしているか、ぎょっとするほど奇抜な服装をしているか、なわけだ。ボスはだらり道の教祖みたいなもんで、鉄壁にだらだらしたシャツをも…

母の目が醒める。

今日の朝から、母が突然目覚めて、会話が成立する。ほぼ一週間昏睡に近い状態だったのに、今朝から意味のあることを話し、反応する。ずっと耳は聞こえている、と医者は言っていた。そうだったのだろう。昨日の夕方からコドモが声をかけると目をあけたり、わ…

素人映画

母の命は、脳の奥に隔離されていて、でもそれがあるかぎり、彼女には命の尊厳がある。 反応がないので、意識の有無はわからない。どうすることもできず、日がな一日母のそばに座っている。あるいは仕方なく原稿を書いている。窓の外の大学の騒音、車の走行音…

身体というもの

母が危篤状態でもう二日目になる。 ただ呼吸をして、半分開いた目で、ときどきうなる。意識はあるみたいなんだけど、反応がない。医者は「聞こえています」というから、滅多な事は言えない。不自由な体の中で、意識ははっきりしていて周囲の人間のおろおろ加…

母とコドモ

母はとても「奥ゆかしい人」なので、友達に対しても一線を引いている。彼女が誰かを好きだとか、特別な好意を抱いているということは、とても私にはわからない。唯一、彼女のご機嫌をまったく恐れずに熱い友情全開でたずねてくるのは、親友の洋画家氏だけだ…

元祖女子アナ

新聞でみた表現。女子アナっていうものの「ブランディング」は、世間では認知されているのね。どういうことかな?と思うと、要するに才色兼備の生息地ってことなのか。 男性がいざ自分のDNAを託す相手を選ぶとき、手っ取り早いのがそれか。彼女たちは高給…

ここで怒るべき?

このところ、珍しく上手くいっている仕事。芽も根もたやさないように、水をやりすぎないように・・・かなり私にしては気をつけて扱っている。ボスは例によってまた年下。でも端々の発言がちょっと気になる。 昨日は、録音用台本のプレゼンで、キャラクターの…

画家の親友

彼女は電車に3時間も揺られて、大きなポットを担いできた。しかもピンポンダッシュじゃあるまいし、2日間かけて煮出した桑茶を玄関に置いて帰ろうとするのだ。病身の母のために煮出してくれて、わざわざ運んできたにもかかわらず。病人が疲れては本末転倒!…